居酒屋の開業資金 > 居抜きなら開業資金はいくら?

2026年10月1日
「居抜き」とは、前のお店の内装や設備が残ったまま借りることです。工事を減らせますが、残った設備と「営業してよい許可」は別のものです。買い取るお金を払う前に確かめることが、開業資金を左右します。
この記事でわかること
目次
カウンター・キッチン・照明・エアコンなどをそのまま使えれば、工事や買う設備を減らせます。
何もない所から作るのとちがい、使える物を残せれば、そのぶん新しく作る所が少なくなります。
こわれた設備の取りかえや、お店のやり方に合わせた工事が要れば、そのぶんお金がかかります。
注意
「居抜きだから工事は要らない」と決めつけず、何をそのまま使えるかを契約の前に確かめてください。
残っている設備を、1つずつ見るニャ
何を買い取る契約(造作譲渡)なのかを、設備ごとにはっきりさせます。
| 契約 | 相手 | 中身 |
|---|---|---|
| お店を借りる契約 | 大家さん | 家賃・借りる条件 |
| 残った設備を買い取る契約(造作譲渡) | 前のお店の人 | どの設備をいくらで買うか |
設備ごとに確かめること
ポイント
買い取る値段だけで決めず、直すお金・取り外すお金まで入れて確かめます。
買う物と借りるお店は、分けて確かめるニャ
お店の商売ごとゆずり受ける(事業譲渡)なら、許可を受けつぐ手続きができます。
| ゆずり受けるもの | 飲食店営業許可は? |
|---|---|
| お店の商売ごと(事業譲渡) | 受けつぐ手続き(地位承継)ができる |
| 家具や設備を買うだけ(造作譲渡) | 自然に移ることはない |
事業譲渡をするなら、前もって相談するよう求めています。お店や設備の契約を決める前に、お店の場所の保健所に相談するのが安全です。
設備だけ買っても、許可とは別の話ニャ
前のお店が届出をしていても、新しい持ち主は自分で警察に確かめます。
始めるときの届出には、営業のやり方・お店の図面・住民票などが要ります。
注意
お店の中を変えなくても、持ち主ややり方が変わることがあります。「前のお店が届けているから何もしなくていい」と決めず、警察署で確かめてください。
届出済みのお店でも、自分で確かめるニャ
許可や届出に関わる作りや設備を変えるなら、工事の前に保健所や警察に相談します。
居抜きの設備を使うつもりでも、契約のあとで大きな工事が要ると分かれば、お金の計画が変わります。
ポイント
設備を買い取る契約の前に図面を用意して、お店のやり方と工事の中身を役所に確かめると、決めやすくなります。
工事する前に、図面を持って相談ニャ
この順番で進めると、契約のあとの「しまった」を減らせます。
ポイント
居抜きのよさは「設備がたくさん残っていること」だけではありません。その設備を自分のお店に使えるか、手続きをして営業できるかまで確かめてから、買い取る値段を決めます。
契約より先に、使えるか確かめるニャ